運・不運・運命について

幸運な時期に気をつけたいたった1つの事とは?見かけ倒しのうまい話には注意が必要

太陽に向かって咲いている1本のひまわり

美・フェイスナビゲーターのAmi&Annaです。

一見すると、幸運と思われるような人からの良い話や魅力的な話には少し注意が必要です。

特に、占い鑑定に行き、手相やホロスコープ、気学などの占いで「今から幸運期に入る、○歳の時に開運する」という鑑定結果がでた時や、自分の調子(運気)が良いと思っている時こそ、油断をしてはいけない時期になります。

自分の幸運期を知った時は、うれしくて気持ちが舞い上がってしまいますし、実際に運勢が好転していく時は、滞っていた物事がスムーズに動き出したり、人からのうれしいお誘いが増えたり、自分自身も意欲や気力が湧き上がってくるようになります。

確かに運気の良い時は良い話もきますが、それと同時に一見幸運と思わせるうまい話や見かけ倒しの幸運、幸運に見せかけた良くない話もくることがあるのです。

そこで今回は、「幸運な時期だからこそ気をつけたいたった1つのこと」と、幸運期と同時期に訪れた「うまい話を持ちかけられた体験談」をご紹介いたします。

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幸運と思われる物事の取捨選択を正しく判断すること

幸運期に気をつけたいたった1つのこととは、「幸運と思われる物事の取捨選択を正しく判断すること」になります。

占いの開運期や、良いことが起こる前触れである吉夢をみた時に、もともと用意されていた本当の幸運以外にも、稀に見せかけの幸運話や一見良さそうなうまい話が舞い込んでくることがあります。

吉夢のケースでいうと、メッセージ性があるハッキリとした吉夢なら、何かしらの嬉しいことがあるのですが、商売のお誘いや魅力的な話が飛び込んできたら、まず一呼吸おいて、その話を受けるかどうか第三者のアドバイスを求めたり、自分で冷静に考えたり、事前にその事柄に関して調べたりすることも必要になります!

どんな時に気をつけたらいいのか

幸運期や開運期に、志望校に合格する、付き合っていた彼と結婚が決まる、念願の子宝を授かる、入りたかった会社に就職できるなど、今までのあなたの努力の結果としての幸運が訪れるのなら、もちろん素直に喜びその幸運を受け取ることが必要です。

ここでいう、幸運期に気をつけたい内容というのは、「儲け話、裏がありそうな話、常識とかけ離れた話」などになります。

一見するとワクワクしたり、胸の鼓動が高鳴ってしまったりするような時ほど、一旦冷静になることが大切です。

幸運期や開運期は、あなたがキラキラと輝く時期で、良い運勢の波が訪れますが、幸運期とは衰運期の前触れでもあり、「乗ったらいけない話」や「付き合ってはいけない人」も寄ってきてしまうこともあります。

例えば、これは恋愛でも言えることですが、モテる時期というのは、ステキな異性と巡り合う確率も高くなりますが、同時に自分が幸せになれない人や自分にとってマイナスの異性からもモテてしまいます。

独身の方で例えるなら、結婚運が上昇している時に、既婚者からのデートのお誘いも受けるかも知れません。

キラキラと自分が輝いている時、運気が良い時、仕事で成功した時、お金に余裕がある時というのは、あなたに協力してくれる良い人も寄ってきますが、あなたを利用しようとする悪い人も寄ってきてしまうので注意が必要です。

そのため、甘い誘惑やうまい話は、バシッと断る勇気と、将来を見据えた的確な判断力が必要です。

調子が良いときほど、油断したり慣れや慢心が出てきたり、本来なら誘いに乗らないような話に乗ったりすることもあります。
だからこそ、物事を常識的に考えることが必要になります。

今からご紹介する体験談の2つは、幸運期に冷静に物事を判断して幸運な結果になった体験談と、先入観と思い込みで不幸な結果になった話をご紹介いたします。

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12年に1度の幸運期にうまい話が舞い込んできた体験談

木星

Aさんの体験談

鑑定歴も20年以上あり、本も出している有名な西洋占星術の先生からAさんはホロスコープの鑑定を受けました。

その内容は、「木星がAさんの星座に巡っているので今年は12年に1度の幸運期になる。特にその影響があらわれやすいのは、8月末位になる」という鑑定結果です。

Aさんは、鑑定の結果に大喜びで、結婚するのか、もしくは仕事がますます軌道に乗るのかと何が起こるのか楽しみにしていました。

実際にAさんはその年の3月から全国展開するお店の銀座店の店長に抜擢されました。Aさんが店長になってから売り上げはうなぎのぼりに上がっていき、その年の7月には会社が設立して14年ぶりに過去最高の売上も達成したのでした。

幸運期の8月末に何が起こったのか?

そして、鑑定結果の8月末に何が起こったかというと・・。

何とAさんは、31歳の若さでC型肝炎に罹っていることがわかりました。

Aさんは、店長になって仕事に精を出し頑張っていたからなのか、なかなか疲れが取れない日々が続いたそうです。
ある日友人の看護師に体調の不調を相談してみると、詳しい検査をしたほうがよいとアドバイスを受けたのです。

その詳しい検査結果が出たのが8月25日でした。

上手い話が舞い込んできた

その4日後の8月29日、Aさんの中学の同級生であるBさんが、東京にいるAさんの元に会いに来て「一緒にビジネスをしよう」と話を持ちかけられたそうです。

詳しい話を聞いてみたら、それはIT系のネットワークビジネスで、Bさん曰く、「今は知名度はないけど、これから日本や世界で大きく広がっていく可能性がある」「市場が拡大する前の今、ビジネスを始めた方がチャンスでもあるし、実際に月に数百万稼いでいる人もいる」という話でした。

しかし、よくよく話を聞いてみると、そのビジネスを始めるには、120万円の初期費用がかかるそうです。
自分でもその会社のことをネットで調べてみるも、全く情報が出てこないのです。

うさんくさいと思いながらも、12年に1度の幸運期だし、旧知の間柄でもあるし、このチャンスを逃したらいけないのではないかと暫く考えましたが、やはりAさんは、儲かるのかどうかわからない不確かなことよりも病気を積極的に治療することに専念しました。

その判断は大正解だったのです。

実際に、肝炎の治療にはかなりの治療費がかかることが後に判明しました。

高額療養費で後にお金が戻ってくるのですが、その当時はお金が戻るまでに3ヵ月位の期間が必要でした。
高額な治療を受けるには、それなりの手持ち金が必要だったのです。

Aさんは、その年の11月から入院してインターフェロン治療を開始し、1年後無事にC型肝炎は著効という結果になりました。

Aさんのその後と12年に1度の幸運期の結果とは?!

このお話は、今から13年以上前の話になります。Aさんは今は独立して、事業を大きくしながら幸せに暮らしています。

Bさんが紹介してくれた例の企業はというと、既に倒産していました。

これは、13年経った今だからハッキリとその判断で良かったと断言できるのですが、Aさんがうまい話に乗ることなく、現状をよく見て適切な判断をしたからなのです。

12年に1度の幸運期の結果とは?

12年に1度の大幸運期は、店長になって過去最高の売上を記録し実績をつくったこともあると思います。

しかし1番は、潜んでいた病気が発覚して、都内有名病院の素晴らしい名医を紹介され、その医師から励まされながら治療を続け病気が完治したことを指していたのです。

手相の開運期に合同会社の出資の話が舞い込んできた体験談

Bさんの体験談

Bさんは、ある手相家から鑑定を受け、「32歳に運勢が開く、開運期が訪れる」という鑑定結果がでました。

その32歳になった時に、アルバイトをしていたBさんの元に、「新しい事業を始めるので合同会社の社長にならないか?すでに儲かる事業計画を練っている」という話が舞い込んできたのです。

うまい話には乗らない方がよいとアドバイスをしたものの・・・

この話が入った時、Bさんから私に電話で相談がありました。

この時私は、出資金が100万円いることや話がウマすぎること、Bさんは自分が社長になれることに舞い上がって客観的な判断ができていないように感じたため、辞めた方がよいよとアドバイスをしました。

私もBさんの手相を拝見したことがあるのですが、「32歳の開運は、地に足をつけた幸運であり、楽して儲かるような開運ではない」とも強くアドバイスしたことを覚えています。

実は、Bさんには100万円の出資金を払うお金がなく、身内に無理を言ってお金を借りなければならない状態だったのです。

しかし、Bさんは合同会社の社長(有限責任社員)になることを決めたのです。

合同会社の代表取締役になったその後

それから1年も経たずして、Bさんから「事業が失敗して会社が倒産した」という報告を受けました。

それと同時に、実は32歳の開運期の時に、当時Bさんが勤めていたアルバイト先の社長から、「正社員にならないか?」という打診もあったということをその時に初めて聞きました。

自分にとって都合の悪い話は伏せておいて、周りには社長になりたいことだけを熱心に話していたのです。

私も含め、家族や親戚から合同会社の話を受けることをBさんは反対されていたのですが、その時は、

「どうしても儲けたかったし、一攫千金を狙っていた。開運期はこの話のことだと思い込んでいた」

とBさんが話してくれました。

仕事で成功したいと思う気持ちは良く分かりますが、欲や焦りが勝ち、冷静な判断ができなかったのかもしれません。
「あの時、正社員の話を受けていればよかった」と後悔していたBさんがとても印象的でした。

「32歳に開運期が訪れる」と先に聞いているため、本人が話していたように先入観が入ってしまい、夢のような話に乗ってしまったのでしょう。

しかし、ここでのポイントは、「周りの人が反対していた」ということです。

開運期に起こり得る幸運とは?

幸運や開運となると、もの凄く良いイメージが膨らんで「自分には特別なビックチャンスが訪れる!」と思い込んでしまうことが多々あります。

しかし、一般的には、幸運や開運とは日常の延長線上に起こる幸せや嬉しいことなどがほとんどになります。

稀に、思ってもみないような大きな幸運が訪れることもありますが、それはこれまでに相当の努力や研鑽を続けてきた方や、幸福の元である徳がたくさんある方、生まれ持った元々の運勢が良い方の場合がほとんどだと思います。

幸運や、願いが叶うもとになる「徳」に関しては、わかりやすく解説している記事があります。

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開運期に気をつけたいこと

幸運期や開運期だとしても、どちらにしても過度な期待は禁物です。

また、開運期や調子が良い時は、大きなお金を動かすことや人生の転機になるような決断は、慎重に考えて答えをだすことも必要です。

慎重になり過ぎてタイミングを逃すことは避けたいですが、合同会社の体験談のように、思い込みや先入観が不幸な結果を生み出すこともあります。

しかし、上手い話や良さそうな話が舞い込んできたとき、それをチャンスと思い、全ての結果の責任を自分で取る覚悟と、万が一の失敗やリスクに備えながら考えて決断を出すのなら、それはそれでよいと思います。

人には、どうしても諦めきれないこともありますし、「経験を積む」「チャレンジしてみる」ということなら、失敗の経験や辛く苦しい思いも、自分を成長させる糧になることもあるからです。

全ては自己責任であると受け止め、チャレンジしてみてそれが良い結果に繋がるのならとても幸せなことです。
そして、最終的にどんな決断であってもそれはあなたにとってのその時の正解なのです。

禍や福の倚る所、福や禍の伏する所

「禍兮福之所倚、福兮禍之所伏。孰知其極。」
禍いは福の倚(よ)る所、福は禍いの伏(ふ)す所。孰(た)れか其極(そのきょく)を知らん。

老子 第58章より

上記は、老子の言葉ですが、「不運や災いがあるとき、そこに幸運も寄り添っていて、幸運なとき、そこに不運や災いが隠れ潜んでいる。誰がそのいきつく先を知っているだろうか」という意味になります。

幸運も不運も表裏一体であり、何がきっかけで幸不幸が起こるのかわからないものです。

そのため、今苦しくて辛い方は、それに打ちひしがれることなく、心には明るさを灯し続けていきたいものです。
それに、ちょっとした行動やきっかけから事態が好転することは人生の中でたくさんあります。

苦しい経験から何かを学び、本当の幸せや生き方に気づくことだってあるのです。

逆に、物事が順調に進み調子に乗っていると、油断や慢心から一転し、今まで築き上げてきた信頼や信用を一気になくすこともあります。

幸運や不運は常に隣り合わせなので、1つの結果に過度に一喜一憂することなく、たんたんと、もくもくと今自分がやるべき目の前のことに一生懸命取り組むことが大切ではないでしょうか。

まとめ

何かうまい話やいい話風のことが舞い込んできたら、一旦冷静になり、家族や信頼できる人に相談してみることをおすすめします。

しかし、不思議と、うまい話ほど人に話しずらい・・という傾向があるようです。

それは、自分の中でも何だかうさんくささや、後ろめたさを感じている証拠だと思いますが、それよりも「おいしい思いをしたい、儲けたい」という自分の『欲や我』が大きなウエイトを占めるのでしょう。

もしかしたら、反対されてこのチャンスを逃してしまったら、次はないかもしれないという焦りもあるかもしれません。

人から騙される時は、自分のなかで「焦り・欲深さ・プライドの高さ」などの気持ちがある時に多くみられます。

他人の話を聞いた時に「何かちょっとおかしいな」と思うふとした感覚も大切にして、一旦無欲になり物事をじっくり考えてみると、自分にとって一番ベストな答えが出せるように思います。

最後に、占いで出た結果の不運や災難のとらえ方をわかりやすく解説したこちらの記事もオススメです。

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