手相の感情線でわかる性格の傾向と恋愛のタイプ！

美・フェイスナビゲーターのAmi&Annaです。

手相や人相は、その人の心の様子が表れているのですが、今回解説する感情線には、その名の通りに自分の感情が動く事柄全般（恋愛、結婚、友情、家族愛、興味の湧く事柄）などの傾向がそのまま表れています。

また、感情線は愛情線とも呼ばれ、自分や他人の性格や情愛の強さも感情線を見れば、大まかな傾向がわかるものです。

生命線、知能線、感情線は「基本三線」と呼び、運勢を観る上で最も基本的な線になりますが、主に感情線は、恋愛運や結婚運に大きく関わる線でもあります。

そこで今回は、感情線の形や線の状態で判断する「性格の傾向と恋愛運や結婚運」についてわかりやすく解説したいと思います。

手相の感情線とは？

上の図の感情線は、標準の長さの感情線で、このような人は常識的である程度感情のコントロールができる人になります。

一般的に手相の線は、乱れなくきれいに伸びていた方が良いのですが、感情線に関しては、多少線に乱れがある方が情感豊かで人間味がある人といえます。

また感情線は、心の状態をあらわしますので比較的変化しやすい線の一つでもあります。

感情線については、先に知っておきたい基礎知識がありますので、こちらの記事をまだ読んでいない方は先にご覧ください！

手相の感情線が長い人、感情線が短い人

A:長い感情線

標準的な感情線の長さは、人指し指と中指の間になります。

長い感情線を持つ人は、情熱が長続きします。
好きな人も一途に愛し続ける人です。また泣いたり、笑ったり、怒ったり、喜怒哀楽をハッキリ表に表します。

食べ物に関しても、子供の頃からずっと好きだった食べ物があれば、大人になった今でも大好物。
好きな本なら何時間でも永遠に読みふける、というように事柄を問わず情熱がずっと長続きする人で、とことんまでいくのがこのタイプになります。

ここで気をつけたいのは、長い感情線の方は一方的に恋が終わりを迎えた場合、ずっと思いを引きずってしまいやすい傾向があることです。

理性ではわかっていても、なかなか思いを断ち切ることができないため、悪い方向に向かうとストーカー行為に走りやすい傾向があります。

長所は短所にもなるため、執着心を無くし他に情熱を持てるものに没頭することで心を上手に切り替えましょう。

B:短い感情線

小指の下から出発して、中指の幅の真ん中あたりを垂直に降ろした位置で終わる短い感情線を持つ人は、さっぱりした性格で、感情の起伏も少なく自分の感情をコントロールできる人です。

本人は普通に感情を出しているつもりでも、人から見るとややクールに見られやすい可能性があります。

恋愛においても、比較的淡白な傾向があり、自分の感情をあまり表に出さない人です。

そのため、人間関係を築いていくなかで、自分が思っている以上に愛情表現をしていかないと「何を考えているか分からない人」と思われることもありますし、お付き合いをしている相手からも「本当に自分のことを好きなのか？」と不安を与えてしまう可能性があります。

C:短すぎる感情線

小指の下から出発して、中指と薬指の間あたりにしかない感情線は短すぎる感情線です。

このように極端に短い感情線の人は、他人に対する思いやりに欠けていて、冷静すぎる一面を持っています。

恋愛では、情に溺れることなくドライに割り切ることができるので、あとくされなく異性と遊ぶことができ自己中心的に恋愛をするタイプになります。

感情線のカーブについて

A:急カーブの感情線

感情線が急カーブで上に向かう人は、典型的な熱しやすく冷めやすいタイプ。

一旦自分のスイッチが入ると、夢中で物事に取り組んでいきますが、飽きるのも早いため持続していくことが苦手です。

恋愛のタイプでみると、どんなに愛した人でも別れてしまえば、あまり未練も感じません。相手を引きずるという期間が比較的短いため、早い段階で次の相手にいくことができるのもこのタイプです。

B:短い真っ直ぐな感情線

短く真っ直ぐな感情線を持つ人は、クールで感情の喜怒哀楽が少なく、感情に溺れるということもありません。

ただ、自分の感情を表現することが苦手で、人づきあいにおいては何かと誤解を受けやすい傾向があります。

恋愛のタイプでみると、お付き合いはしたものの二人の関係が盛り上がらないまま、いつの間にか恋が終わってしまうようなこともあるかもしれません。

特に極端に短く真っ直ぐな感情線を持つ人ほど、その傾向は強くなります。

そのため自分が興味を持つ分野以外の事柄にも関心を持つように心がけ、自分が思っている以上に言葉や行動で愛情表現をしていく努力を続けていくと、より人間的な魅力が引き出されていくでしょう。

C:長く真っ直ぐな感情線

やや真っ直ぐに刻まれた感情線が、木星宮の端まで届くような人は、情熱家ですが、独占欲や執着心が強い傾向があります。

愛情が行き過ぎると自分の感情が抑えられなくなり、嫉妬の炎を燃やしてパートナーを疑い束縛で相手を困らせる可能性があります。

これは感情線がカーブを描かず長すぎる人にも同じことが言えます。

包容力や慈悲の心、また人を許すような大らかな心を持つように心がけると、恋愛も人間関係も上手くいくようになるでしょう。

入り乱れた感情線

感情線は誰でも、他の線よりある程度乱れているものですが、図のように乱れに乱れすぎている人は、感受性が鋭く感情が乱れやすい為、気持ちの浮き沈みが激しい傾向があります。

恋愛についても惚れっぽい性格で、好きな人や恋人がコロコロ変わるということも決して珍しくありません。

乱れた感情線を持つ人は、その多感で感受性が豊かなことを恋愛以外の趣味や芸術方面（文章、デザインなど）に活かしてみるのも良いかもしれません。

何かに没入することで心も穏やかになり精神も落ち着きやすくなります。

鎖（くさり）状の感情線

大小のクサリがつながったような感情線を持つ人は、とても神経が繊細で、気分にムラが多く少しわがままな傾向があります。
また、喜怒哀楽が豊かで魅力的な部分はあるのですが、移り気で恋愛はあまり長続きしないタイプです。

自分の気持ちに正直な方でもありますが、恋愛においては多情で感傷的になりやすく、時には取り越し苦労で終わることもあるかもしれません。

他人に対しては大らかな心を持ち、相手の短所ではなく長所を意識してみるようになると愛情も長続きするでしょう。

切れ目がある感情線

切れ目がある感情線を持つ人は、愛情面でのトラブルに遭遇し、人生の中で深い悲しみを経験する可能性があります。

具体的に注意を要する期間は、感情線に空白がある場合、感情線が切れる年齢から次の感情線がスタートするまでの期間（感情線の空白期間）になります。

ここでは感情線の流年（年齢）の説明は割愛いたします。

いずれも感情面でのスランプ期間をあらわしますので、自分の性格や人との付き合い方に何か問題がないか内観してみる、悩みがあれば人に相談するなど、改善できる点は見直していきましょう。

中指の真下で切れた感情線

感情線が中指の下で切れている人は、自分ではどうすることもできない理由や事情での人や大切なモノとの別れを意味しています。

ただ辛い経験を乗り越えることで人間的に成長でき、次は幸せな恋愛に巡りあうこともあります。

段違いの感情線

段違いの感情線を持つ人を「分離感情線」とも呼びます。

二重感情線の一つですが、このような相を持つ人は、移り気で情熱が分散しやすい傾向にあります。

趣味や興味、情熱を捧げる何かがあれば良いのですが、情熱を傾ける何かがないと、男女関係に走りやすい傾向も。
また感情線が人よりも1本多い分、結婚しても他の異性にも目を向けやすく、結果的に離婚しやすい傾向があります。

特に感情線が段違いで食い違う期間に、愛情問題に関する悩みや変化が生じやすいため気をつけましょう。

二重感情線

二本の感情線を持つ人がいます。

この相は、多くは主要となる感情線の上に、二本目の感情線が表れていますが、二本目の感情線がうっすらと出ている人もいれば、１本目の感情線と同じくらいの濃さではっきり刻まれている人もいます。

ここで注意したいのは、二重感情線と「切断した感情線」とは意味が異なるということです。

見分けるポイントは、二重感情線とは、感情線の上にもう1本平行したように重なって感情線の線が出ているのが特徴です。
この相は、二重知能線を持つ人が異なる分野の才能や能力を併せ持つのと同じように、二つの性格を併せ持つ人です。

感情線の場合、感情線の出方によって、二面性の傾向は違います。
例えば、長い感情線を持っていて、その上に短い感情線がある場合、非常に情熱的な部分がある反面（長い感情線）、ある面では非常に冷静な性格（短い感情線）を併せ持つ、などです。

恋愛に関して言えば、「Ａさんも好きだけど、Ｂさんも好き！」というように同時に２人の異性を好きになることもあるでしょう。
二重感情線の方は、パートナーが1人に絞れず何度か結婚してしまう方もいます。

ただ、この二重感情線の人は、精神的な強さを持っているため、どんな逆境に遭遇しても深い悲しみや苦しみにあっても乗り越えていける力強い人です。

性格も非常に明るく意志の強さもあります。

反面、あまりに恵まれすぎた環境に身を置いてしまうと、持ち前の精神力や反骨精神が発揮されずらく、本来の長所を生かしきれない傾向もあります。

Ami＆Anna

この二重感情線は後天的に表れることも多く、その場合困難なことを何度も乗り越えてきたことをあらわします。

感情線の先端や支線はどこの丘に伸びている？

感情線の先端が人指し指と中指の間に入っている人

感情線の先端が人指し指（木星丘）と中指（土星丘）の間に入る人は、感情と理性のバランスが取れており、誠実で献身的な性格の持ち主です。

好きな人には徹底的に尽くすタイプで、常識的で感情のバランスも取れているので人からの信頼も厚く、友人や家族など周囲の人から愛される方です。

良妻賢母の代表相であり、結婚したら良き妻良き母、男性ならマイホームパパになる人です。

感情線の先端が下を向く人

感情線の先端が下（金星丘の方）に向く人は、さまざまな経験を積んで、人としての本当の優しさや愛情が身についたことを示しています。

愛情の丘である金星丘の影響を大きく受けるため、このような変化が起こるのですが、いずれも感情線の先端が下を向く人は、大変思いやりに溢れた人であり、涙もろい人でもあります。

ただ、人が良すぎて人に頼まれたら嫌と言えない傾向もあるため、保証人など安易に引き受けないように気をつけましょう。

感情線から下向きの支線がたくさん出ている人

感情線から下向きの支線がたくさん出ている人は、人間的な深みが養われてきたことを表します。

人柄も良く、異性にも同性にも人気があり、あなたの周りに人が集まってきます。

感情線の支線がどの丘に向かって伸びていくかを見ていくと、性格の変化していく様子がとても把握しやすくなります。

感情線から出発する支線で性格を判断！

第一火星丘に向かって伸びる支線

感情線から、第一火星丘に向かって伸びる支線が出ている人は、情熱が出てきて「何事に対しても頑張るぞ！」という意欲や向上心が芽生えてきたことを表します。

火星の『情熱』の影響を受ける性格に変わってくるのです。

金星丘に向かって伸びる支線

感情線から、金星丘に向かって支線が出ている人は、本当の優しさや愛情が身についてきたことを表します。

金星の『愛情』の影響を受ける性格に変わってきたのです。

木星丘に向かって伸びる支線

感情線から、木星丘に向かって支線が出ている人は、努力を惜しまず向上心に満ち溢れた人です。

木星の『努力・向上』の影響を受けた性格に変化してきたことを示します。

土星丘に向って伸びる支線

感情線から、土星丘に向って支線が出ている人は、困難に負けず忍耐強く継続していく意志の力が養われてきたことを表します。
土星の『忍耐・持久力』の影響を受けた性格に変化してきたことを示します。

なお支線ではなく、感情線そのものの先端が木星丘に伸びている人や、土星丘に伸びている人なども、その丘の影響をより強く受けた性格という風に判断します。

感情線の島

薬指の真下に出る感情線の島（しま）

薬指の真下あたりに出る島は、目が悪いことを教えています。
自分の手の平の左側に島がある人は、右目が悪いことを示し、自分の手の平の右側に島がある人は左目が悪いことを示します。

目が悪くなるのは、多くは疲れや栄養不足が原因です。
毎日パソコンに向かって目を酷使するお仕事の人も目への負担が大きいでしょう。

血行も悪くなっていますので、眼の運動をする、入浴の際は少し長湯をするなど血液の巡りを良くしてあげましょう。

まとめ

感情線には、自分の性格だけではなく、愛情や恋愛のシナリオが刻まれています。

自分が恋した足跡や愛された足跡、そして未来に恋をする予定が刻まれるのです。

特に女性は「恋愛運・結婚運」に関心が高いのではないでしょうか？
女性の場合、恋の悩みや結婚問題が圧倒的に多いのは、やはり女性にとって、人生でもっとも重要なテーマだからです。

一方、男性の場合も恋の相談を受けることはありますが、多くは仕事や才能のご相談が多く、「社会の中で自分がどう活躍できるのか」ということについて悩んでいる方が多いように思います。

いずれも、手相はあなたの人生の縮図であり、履歴書のようなものです。
人生の縮図といっても「異性からナンパされた、風邪を引いた、道で転んで膝を擦りむいた」などのように、日常の小さなことが全て出ているわけではありません。

大恋愛、結婚、出産、がむしゃらに努力した年、仕事で昇進、独立、栄転、大病、大失恋、仕事を解雇されるなど、心が大きく揺さぶられる出来事が記録されているのです。

手相は心の状態が映し出されますので、生命線、運命線、知能線など、その他の線も併せてご覧になると、何となく運勢の傾向が見えてくると思います。

自分の未来の傾向を知りたい方は、手相の主要の線の意味を説明したこれらの記事もおススメです！

今日も楽しい1日を!
Ami&Anna

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