手相の運命線でわかるあなたの人生の傾向！

美・フェイスナビゲーターのAmi&Annaです。

中指に昇る縦の線を、手相では「運命線」と呼びます。

この運命線は、ほとんどの人の手に刻まれており、逆に両手の平に運命線が全くない人というのはあまり見たことがありません。

運命線が濃くハッキリ刻まれている人や薄い人、運命線が食い違っている人、運命線が途中からなくなっている人、数本の運命線を持つ人など、あらゆる運命の傾向パターンがあります。

なかには蛇行した運命線や島（しま）や障害線がある運命線など、苦労する期間があることを示す運命線もあります。

どの線が運命線なのかわからない方もいると思いますが、基本的に中指（土星丘）に向かう縦の線は全て運命線になります。

運命線はいろいろな方向から中指に向かいますが、運命線が出発する起点がどこからスタートするかで、「身内から援助や助けを受けて人生を歩むのか、芸能人のように大衆の人気や周囲の支持を得て人生を歩むのか、それとも自力で運命を切り開いていくのか？」など大まかな傾向もわかります。

そこで今回は、運命線の読み方を分かりやすく画像つきで解説したいと思います！

運命線とは

運命線は、仕事運や運勢の変化をみると共に、自分自身の「社会的な実力発揮満足度」を表す線でもあります。

この運命線は、社会的に成功し活躍している人のみが「ハッキリ刻まれている」というわけではありません。

自分が社会生活や学校生活、家庭や社会との関わりの中で、何事においても精力的に目標を持ってがんばっている人は、しっかりと運命線が刻まれています。

また、肉体労働者の方は、それこそ毎日体を使って汗水流して働いていますから、「仕事をした！」という達成感は感じやすく、運命線がしっかり刻まれている人が多いとも言えます。

運命線は、「仕事でも趣味でも一生懸命何かに取り組んでいる」という、自分の心のままの満足度に応じて出てきますので、『自己実現度のバロメーター』でもあるのです。

ただし、運命線が濃く刻まれていても、クネクネ曲がった運命線では、目的や目標があって一生懸命努力は続けているものの、蛇行している期間は苦労が続くことを表します。

運命線はまっすぐ伸びて勢いがある線の方が、仕事運も良く気力が充実した人生を送りやすくなります。

運命線のさまざまなパターン

濃い運命線

運命線が濃い人は、それなりに太さもあります。

このように、濃く太い運命線を持つ人は、社会に出てバリバリ働く人に多いのが特徴です。
ご本人も目的意識をもって社会と関わっていきます。

男性なら、この運命線はしっかりと刻まれていることが理想です。

女性で濃い運命線を持つ人は、キャリアウーマンタイプ。
目的意志を持ち、自分で運命を切り開いていく力も併せ持ちます。

女性で濃く太い運命線を持つ場合は、結婚しても家庭に入らず、結婚後も仕事を持つ人が多いのも特徴です。

仮に、ご本人は家庭に入りたいという意志を持っていても、運命線が濃くしっかり手の平に刻まれていれば、何らかの事情で働かざるを得ないことを示していることもあります。

しかし、運命線に勢いがあれば、ご本人もやりがいを持って精力的にがんばっていくタイプになります。

薄い運命線

運命線が薄い人は、自分の目標ややりがいを見つけていない人が多い傾向があります。

自分が「こうなりたいからこれをやる！」という目的意識は弱く、流れに身を任せながら生きている可能性があります。

しかし、協調性がありますので、組織の中で順応しやすく、女性なら専業主婦として夫の世話や子供の世話に専念できる家庭的なタイプといえます。

今、運命線が薄くても、自分のやりがいや目標を見つけて努力を始めると、運命線が濃く変化していきますよ！

稀に運命線が薄くても社会的に成功したり、大いに活躍されていたりする方もいます。

その場合、生命線や知能線などの他の線が良いということもあると思いますが、このような人はどんなに周りから「成功を収めている、仕事ができる」と思われていても当の本人が満足していない可能性があります。

もしくは、まだまだ内に秘めたパワーや実力を発揮しきれていない状態です。

なぜなら運命線は、自己実現度や満足度をはかる線でもあるからです。

運命線があまり無い、運命線が薄いのが悪いわけではなく、例え薄くても生命線や知能線が良ければカバーできますし、太陽線があれば幸福を実感することはたくさんくあります。

手相はトータルで判断していくことが必要なのです。

切れ切れの運命線

途切れ途切れの運命線を持つ人は、生活に落ち着きがなく、変化が多い人生であることを示しています。

このような運命線を持つ人は、気力が乏しく物事がなかなか長続きしないことがあり、自分の目標ややりがいを見出せないため、仕事においても転職を繰り返す人が多いのも特徴です。

途切れ途切れの運命線がさらに薄い人は、精神的に弱い傾向がありますので、忍耐力を養うために、体を鍛えるか、筋肉をつけるようにすると、精神も同時に鍛えられ、自然と忍耐力や根性が身についていき線も変化していきます。

二重運命線

運命線が二本平行して中指に延びる線を持つ人がいます。

このような二重運命線を持つ人は、「二束のわらじを履く」人で、全く異なった分野の仕事でも、平行して成し遂げられる人です。

また、生業と副業のように二つの分野で収入を得る能力を持っていることをあらわす場合もあります。

二重運命線が二本とも同じ太さや勢いで刻まれている人は、何事にも精力的に取り組み活動していくため、どちらが本業がわからないほど収入を得ることもあります。

本来１本の運命線が２本もあるため、平行して運命線が刻まれている期間は、特に運気も補強されており忙しくパワフルな人生を送ります。

蛇行した運命線

蛇行した運命線の人は、蛇行がスタートする年齢から、蛇行が終わるまでの年齢まで、苦労することを表わします。

人によっては、仕事で苦労したり、お金で苦労したりと、蛇行する線のように右往左往して、不安定な運気であることを教えています。

上図のように、クネクネと蛇行する運命線ではなく、弓のように１本のゆるやかな弧を描くカーブした運命線を持つ人もいます。

生命線側（金星丘の方向）に弧を描く運命線を持つ場合、家族や身内の事で多少苦労することを教えています。

いずれも、運命線が真っ直ぐではなく蛇行やカーブを描く期間は、何らかの苦労を伴うことを示していますが、何事もあきらめずに希望をもって努力していきましょう。

蛇行の時期を終えたら、それまでの苦労が報われるか生活が安定していくでしょう。

運命線上の島（しま）

運命線の途中に島がある人は、島がスタートしてから、島が終わるまでの年齢までスランプ期間であることを示しています。

物事がうまく行かない時期、忙しすぎて体調が優れない時期、病気で仕事を休職する時期、異性から振り回されて辛い時期など、一時的ですが人生上での苦労が多い時になります。

島は突然現れることもありますが、考え方や生き方を改めたら、島が消えるか別の線に変化することもあります。

運命線を切る障害線

運命線上に真横に走る短線を障害線（しょうがいせん）と呼びます。

この障害線が運命線と交わる年齢の年に、運勢上の何らかの障害が起こることを表わします。

特に障害線によって、運命線がストップしてしまう場合は、何らかの障害によって自分の社会的な運勢が一時的にストップしてしまうことを示しているため注意が必要です。

障害は、避けられないこともあるので前もって知ることで覚悟を決めるか、障害が最小限度になるよう注意し気を付けることで、障害を避けられる可能性もあります。

運命線にこの印がある人は開運を示す！

①運命線に流れ込む影響線

影響線が運命線に合流する年齢の年に、結婚か、人からの引き立て、援助、素晴らしい恋人（パートナー）との出会いがあることを教えています。

運命線に合流するわけですから、自分の人生上に良い影響力を持つ人や物事との出会いを意味し、あなたの運気も俄然好調に向かっていきます。

上図①の影響線の場合、月丘側から運命線に影響線が合流しているため、他人からの引き立てや援助が運命線と合流する年に起こると判断します。

親指側（金星丘）側から運命線に合流する影響線は、身内からの援助や引き立てを受けることを示します。

②運命線からのぼる開運線

運命線から人指し指や薬指に向かう縦の線を開運線と呼びます。

どの指に向かうかによって幸運の意味が変わりますが、いずれも運命線からのぼる「開運線」は、あなたの実力に根ざした揺るぎない開運を示します。

人差し指（木星丘）に向かう開運線は、自分の希望や胸に秘めていた野心が達成されることを告げています。

薬指（太陽丘）に向かう開運線は、地位、名誉、名声、財運を得る、大抜擢される、素晴らしい人との結婚によって良き人生がスタートするなど、運勢上に大きな幸運が起こることを告げています。

※それぞれの丘（おか）の意味はこちらで詳しく解説しています。

参考手相の丘（おか）の意味をわかりやすく解説！丘はエネルギー貯蔵庫の役割を持つ

運命線の起点から運勢の傾向を読む！

親指側（金星丘側）から運命線が出発する人

金星丘側から運命線が出発する人は、身内の支援や援助を受けて人生が開いていく人です。

また、この運命線を持つ人は、長男、長女に多いのも特徴です。

稀に、次男や次女の方でも、金星丘側からのぼる運命線を持つ人もいますが、その場合は次男や次女が家を守る役割を持っていることを示します。

手の平中央（冥王星国）から運命線が出発する人

冥王星国から出発する運命線を持つ人は、自分の力で運命を切り開いていく人です。

運命線がはっきり刻まれている人は、意志が強く人に頼ることを好まず、こつこつと努力をしていくタイプですが、頑固で融通がきかない傾向もあります。

しかし不屈の精神を持っており、困難や挫折を味わっても、見事に蘇って復活させる力強さも併せ持ちます。

小指の下方（月丘）から運命線が出発する人

月丘から出発する運命線を持つ人は、世間や多くの人の支持を得て、運命が切り開かれていく人です。

人からの引き立てや援助も多くラッキーな運命線でもあり、芸能人や政治家など、多くの人の支持や支援、人気を受けて成功する職業の人にも多く見られます。

火星平原から運命線が出発する人

手の平中央の少し凹んだ火星平原から出発する運命線を持つ人は、強い意志と忍耐力で運勢を切り開いていく人です。

火星平原は「不屈の精神や積極性」という意味を持ち、そこからスタートする運命線であるため、例え困難な状況や問題にぶつかっても、逃げずに積極的に取り組み、強い精神力で目的を達成させることができる人です。

第二火星丘から運命線が出発する人

水星丘と月丘の間にある部分を第二火星丘と呼びます。

第二火星丘が持つ「内に秘めた情熱と勇気」という場所からスタートする運命線であるため、コツコツと堅実な努力や忍耐を続けながら人生を切り開いていく人です。

人知れず黙々と頑張る人でもあるため、周りの人たちもその努力は認めているはずです。

この第二火星丘から出発する運命線を持つ人はそこまで多くはいませんが、元々この運命線を持つ人は相当な負けず嫌いの傾向もあるため、ライバルと思える人がいる環境の方が、あなたの本来の長所や才能がより開花していくでしょう。

生命線から運命線が出発する人

生命線から出発する運命線を持つ人は、自分の生命エネルギーを使い、目的や目標を達成していく人です。

困難や試練があったとしても、それを努力と強い精神力で乗り越え、前向きに積極的に力を尽くしていきます。

独立して会社を立ち上げたり、転職してレベルアップした環境に身を置いたり、自分の新たな目標を見つけて奮闘努力して大成できます。

知能線から運命線が出発する人

知能線から出発する運命線を持つ人は、自分の知識や才能を生かして運命を切り開いていく人です。

また、学校の先生のように人に何かを教える職業の人にも多く見られます。

これから何かを習得して手に職を持ちたいと思っている人や、資格や特別な知識を習得したいと思っている人がこの相を持っていれば、自分にあった選択ですので、積極的に勉強し学ぶことをお奨めします。

ここでの詳しい説明は省略いたしますが、知能線から運命線が出発する年齢の時に、あなたの才能が大きく開花する出来事が起こります。

まとめ

手相は人生の縮図であり、生まれたばかりの赤ちゃんの手の平にも記されている「人生の未来予想図」なのです。

「手相は変わるんですよね？」と聞かれることもありますが、そんなに頻繁に変わるものではありません。

自分の今の生き方をより素晴らしく変えよう、良いものをどんどん吸収し取り入れて頑張ろうと決意し実行し続けていくと、その努力に見合うように手相も素晴らしい未来予想図へと変わっていくのです！

私たちも、以前自分の生命線に刻まれた島（しま）を発見して、そこから食生活や考え方を変えて努力を続けた結果、4年程かかりましたが島がなくなった経験があります。

むしろ、島があった年齢のところから、もう１本生命線が外側からカバーするように入り、生命力が強化される相に変わったのです。

このように自分の生き方が未来を創っているのです。
良い未来はどんどん素晴らしく変化させ、悪い未来は自分の生き方や考え方を変えて防いでいきましょう。

手相の関連記事として、「生命線」について知りたい方はこちらの記事をご覧ください！

「知能線」では、あなたの才能や性格の傾向がよくあらわれます。

感情線の基本的な基礎知識を知りたい方はこちら！

最後に、神仏やご先祖の加護があることを意味する大変有難い手相の線である「神秘十字形・仏眼・テンプル」の解説をしている記事はこちらになります。

あなたに明るい未来が訪れますように！
Ami&Anna

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