顔で占う運命と運勢

顔の重要ポイントである十三部位で占う未来の健康と運勢!あなたのハートを開く人相(22)

美・フェイスナビゲーターのAmi&Annaです。

人相の十三部位(じゅうさんぶい)とは、顔のど真ん中である正中線に位置し、最も重要な運勢のことがあらわれる部位になります。

十三部位にニキビや吹き出物、赤色や青色などの色が現れたら、人相学では「健康か運勢」の変化を教えているサインになります。

また、13部位のどこにホクロがあるのか、色やニキビが出現したのかによって、運命の傾向や近未来の運勢をある程度知ることができます。

そこで今回は、十三部位の説明と、顔の色の変化(血色・気色)や肌の状態で『自分や他人の健康状態や近未来の運勢』をパッと判断する方法をお伝えしたいと思います!

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顔の13部位の解説

顔の十三部位で運勢を判断する方法は、額から顎までの正中線を13の部位に分けて、その部位に出る皮膚の変化や色艶で運勢や物事の成り行きを判断していきます。

この十三部位は、人相の重要な基礎の見方であり、古来からある運勢を的確に判断する方法になります。

顔の十三部位一覧表

天中(てんちゅう)

人相では一番尊い場所で、神居ます場所。その人の信仰心の有無や天(神)からのメッセージが現れる重要な場所になります。

ここに美色(明るいきれいな肌色)が現れているとその人は神仏を敬う心や、神仏が喜ぶような生き方をしている人で、災難なく自分の願いが整います。

天中にニキビや赤色、蒙色が現れると何事も望みは叶いにくく、特に蒙色が印堂(眉間)に降りる血色や気色の線が出ると、思わぬ辛労や災難が起こる場合があります。

血色・気色の線や運命を判断する顔の色については、こちらの記事に詳しく記していますのでご一読ください!

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天停(てんてい)・司空(しくう)

天停や司空は政府、官庁、裁判所や目上の事を観る場所。

特に天停は、公儀の吉凶も見ることができます。

例えば、仕事のことなら会社の上司が、あなたを昇進させるか役職を付けるか審査や判断している時など、天停に何色かが現れます。

美色だとあなたの評価はよく、昇進が決定したり表彰されたり、何らかの希望や喜びごとが起こります。

ここにニキビや赤色が現れると、目上があなたの事で怒っている可能性があります。

または目上の方自身があなた以外のことで何か怒るようなことが起きるか、稀に目上の方が病気や災難にあうことを予測している場合もあります。

天停・司空共に、目上(自分より立場が上と思っている人も含む)からのメッセージや警告が現れる部位ですので、天中や印堂と共にいつも注意深くチェックしましょう!

中正(ちゅうせい)・印堂(いんどう)

印堂は自分自身を表わす場所。印堂も中正も希望が叶うかどうか、災難が起こるかどうか一身上のことが現れる部位になります。

特に印堂は精神的なことがよく表れ、ここに美色が出ると願いが叶い、その他の蒙色や悪い色がでると願いが叶いにくく、悩みが生じたり物事が停滞したりします。

中正、印堂共に、突然赤色が出たら、人との言い争いや喧嘩などであなたが怒るような出来事が起こる可能性があるため注意が必要です。

人によっては、突然急にピリピリ痒くなって赤くなり、その直後に上記のような不快な出来事が起こる場合もあります。

中正・印堂とも、自分の日常生活に関わることや、対人関係の吉凶、平素なことなども血色や気色、ニキビとなって現れるんですよ!

例えば、バーゲンでお目当てのものを買おうと思った前日に、印堂に小さなニキビがポツッとできたら、「お目当ての商品が売り切れて買えなかった」というようなこともあります。

人生上の大きな変化以外にも、「こんな些細な日常のことまで!」と思うようなことも、人相では顔に色やニキビとなって現れることがあるのです。

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山根(さんこん)

山根は肉付きや高さでその人の品性を観る場所であると共に、病気や災難、家庭運が現れる場所。

鼻の付根である山根はホクロや陥没などの欠陥がなく、高くもなく低くもなく目立つ横皺もなく、肉がふっくら付いていて血色が良い人は、身体が健康で家庭運もよく幸運な人。

ここが指で摘まんだように細くなっている人は、夫婦不仲や家庭不和になりやすく、孤独を味わう傾向があります。

山根の血色が曇っていると、家族に病気の人がいるか、自分自身が胃病に罹っているか体調が思わしくない状態です。

また縁談があれば整いにくくなります。

ニキビや赤色が出た時は、病気だと胃病か体が大変疲れている時なので無理は禁物です。
山根の赤い吹き出物は、運勢的には家庭内のトラブルや他人から何らかの被害を受けるサインですので、これも無理せず注意が必要です。

年上(ねんじょう)

鼻の年上、寿上(じゅじょう)はその人の意志力や強硬さを表し、年上(ねんじょう)は主に山根と同じ家庭内のことや夫婦仲、病気のことが現れる場所。

年上、寿上は鼻筋のことでここがしっかりしている人は、気が強く意志力も強く、自己主張が強い人になります。

年上に薄黒い蒙色が現れたら家族に病人がでるか、もしくは苦労を強いられる時になります。

また年上の色が悪いと縁談があれば(山根と同じで)相手との縁も整いづらいか、その縁談自体が良くないことを教えています。

逆に目頭から山根、年上寿上の色艶が良い時は縁談がスムーズに整い結婚して吉とみなします。

年上に細い針のような赤い線が縦や横、斜めに走るときは剣難があるときで、十分注意が必要です。

寿上(じゅじょう)

顔の十三部位一覧表

寿上は健康のことやお金のことが現れる場所。

年上、寿上、準頭に小さな赤点が出たら思わぬ出費や今後のお金の心配や不安がある時になります。

年上、寿上共にホクロがある人は身体が強いようで弱く、男性は女性とのトラブルが多くなり、女性は夫運が悪いか離婚しやすい傾向があります。

健康面では、人相でいう年上・寿上は小人形法では腹部にあたります。

具体的には、年上・寿上が小腸、準頭が大腸、直腸、肛門にあたるので、ここに赤色やニキビができた時は消化不良や食べ過ぎにより腸が炎症を起こしているサインなので無理な飲食は慎みましょう。

ほくろについては、更に詳しく解説した記事をご用意していますので参考にしてくださいね!

顔のほくろ一覧表
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準頭(せっとう):鼻の頭

準頭は金銭のことや、その人の慈悲心や他人に対する優しさや道徳心があらわれる重要な部位の1つ。

ここは小鼻と共に金運を見る部位で、鼻の先である準頭は丸く肉付きが良い人は愛情深く、慈悲の心があります。また、人の道に外れない道徳心があり、他人から信用を得て慕われるため、自然と財産を得ることができます。

大企業の社長や順調な経営者は鼻や顎の相が良いのが特徴です。

鼻の吉相とは、ホクロや傷がなく、年上・寿上とも高く骨ばっておらず、準頭は丸く豊かで小鼻も丸く張っている人になります。

このような人は中年運や金運が良く、段々と発展していく人です。

近未来の運気も準頭に色として現れ、美色が出ている時は運気が開くときで物事が順調に進むサイン。逆に鼻先が乾燥していたり蒙色などのくすんだ色が出ていたりする時は、何事も上手く行きにくく、苦労する時になります。

鼻の頭や小鼻にできる毛穴の黒ずみ(ブラックヘッド)が目立つ時は、運気や金運が悪い時になります。
芸術や習い事など何かに熱中してお金に困っている時に出る場合もあります。

このような毛穴の黒ずみは気になりますが、はがすタイプのパックやスクラブを使用すると余計に毛穴が開くのでこのようなお手入れは控えましょう。

人中(じんちゅう)

人中は寿命の長短や子供との縁を見る部位で、女性は涙袋と共に子宮の状態も見る場所。

その他、人中は言葉の通りに「人の中」である心の中身を観ることができます。

人中の吉相は、筋が真っ直ぐか、やや末広がりの形で、溝がはっきりして深すぎず浅すぎない人は真面目で人柄もよく優しい性質になります。

人中が浅くはっきりしていない人や、ホクロ、イボ、傷がある人は子供運に恵まれないか、子供との縁が薄い傾向があります。

人中が左右どちらかに曲がっていると、女性は子宮が曲がっていることを示し、人中に赤点やニキビができると子宮が炎症している可能性があります。

度々赤くなる時は産婦人科できちんと診てもらいましょう。

人中の赤点やニキビは、運勢的には「言葉に注意」の意味もあり、夫婦喧嘩や恋人、親しい人とのケンカや口論にも注意を促しています。

仮に自分が怒るような出来事が起きても、赤色や吹き出物が出ている限り、言いたいことをハッキリ言ってしまうと、結果後悔する羽目になりますのでジッと忍耐しましょう。

また、人中は印堂と同じ心の中の喜びや心配を表わす部位であり、美色が出たら、秘かに嬉しいと感じる喜び事が起こるでしょう!

人中が長い人は長生きで、人中の幅が広い人は多少溝が浅くはなりますが、度量も広く運気も強い傾向があります。

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水星(すいせい):上下の唇

水星は愛情運や、生命力、言語による吉凶が現れる場所になります。

唇は大きくても小さくても、上唇、下唇とも同じ位の厚さで、口角がやや上がっているのが愛情運に恵まれ吉相になります。

またここは品性を見る部位になり、唇はいつも閉じていて、唇の輪郭がはっきりして口角辺りがすっと細く締り、全体的に美しく見える唇は品性があり信頼できる人です。

女性だと身の回りの家事や整理整頓がきっちりこなせて、清潔で凛とした印象があり、言葉を大切に使い感情表現が上手な人です。

女性で口がぽかんと開いて、唇の色が薄黒いか青黒い人は品行が悪く、貞操観念が低い傾向があります。
唇が白い人、黒い人は子供との縁が薄く、逆に赤く縦筋が多い人は子供に恵まれます。

上下の唇が鮮やかな赤色で潤いがある人は美食に縁があり、贅沢な食材だけではなく、美味しいものを食べる機会が度々あり、人からご馳走される機会も多くなります。

唇の周りや口角辺りにニキビや赤色など皮膚の荒れが出てきたら、胃病に罹るか、運勢的には「言語による失敗」の前兆なので対人関係には注意が必要です。

上唇がややめくれ上がって常に前歯が見えている人は若い人に多く、性格は自己中心的でわがままで運気も悪くなりがちです。

捲れあがった唇は以前流行した「アヒル口」にも似ていますが、唇が閉じるようになるにつれ、次第に運気も上がっていきます。

承漿(しょうしょう):下唇真下のくぼみ

承漿は、飲食に関することや薬の相性、水難が起こるかどうかを見る場所。

承漿や口の周りに薄黒い蒙色や黒色が出たら水難に注意が必要です。

水難とは、海水浴や航海、お風呂や水辺で遊ぶことにも注意が必要ですが、その他にもコップの水を飲んで気管支に入りむせることや水たまりや氷で滑って怪我することも、水に関わることなので「水難」の意味を持ちます。

承漿から、顎にかけて薄暗い色が出ている時は、腰回りが冷えた時なので、温かくしてあげましょう。

ここの薄黒い色は、酒の席での失敗にも注意が必要で、飲み過ぎて人に迷惑な行為を行ってしまったり、アルコール中毒で倒れたりする危険もあります。

承漿に蒙色や薄黒い青色が現れたら、食あたりや、食中毒になる警告のサインになります。

その他にも毒薬を飲んだり、薬や漢方、お酒など飲食物が合わない時にも蒙色が表れます。
上記でなければ水難に注意。

また承漿は、印堂と共に「認印・実印・官印」による吉凶も暗示しています。

印堂や承漿に赤色や苞(ニキビ)が表れた時は印鑑による失敗や損失を教えていますので、保証人になるようなことは避け、契約ごとなどは慎重に対応しましょう。

地閣(ちかく):顎

地閣は住所の吉凶や土地、住んでいる家のことや意志力、愛情運を現す場所。

男性で地閣を含む顎一帯が広くゆったりしている人は、包容力や包み込む愛情があるので子供や部下から慕われ、住所も安定していて晩年運の良い人になります。

女性も顎がゆったりしているのが吉ですが、例え小さくても顎の先に締まった隆起した肉がついている人は、愛情もあり、住居運が安定しています。

顎の骨がなく、肉が削げているように顎が後退している人は包み込む愛情に乏しくわがままで、女性は子宮の発育不全の傾向があります。

身体が冷えていないのに、地閣が急に薄暗く、蒙色が出た時も水難に注意が必要です。

また、地閣は自分の住んでいる家を象徴し、顎が汚い方や、ニキビが多くできて皮膚がボコボコしている方は、家の中が散らかっているか掃除をしていない方に多く見られます。

地閣に暗色や蒙色の薄黒い色や美色が現れた時は引越しをしたくなる時。
この時は、遷移宮の色艶で引越しの良し悪しを判断しましょう。

遷移宮(せんいきゅう:コメカミとその上の髪の生え際付近)とは、旅行、移動、引越しなどの吉凶が出る場所。

地閣である顎に1つ~3つ位の大きなニキビや苞(ほう)が出ている時は下腹部の炎症が起きているサイン。
大腸が悲鳴をあげていることもあります。

主に食べ過ぎによるものですが、油っこいものや冷たいビール、お酒、炭水化物や糖質の摂り過ぎに注意が必要です。

まとめ

十三部位は顔の正中線であり、私たちの顔の『急所』にあたる場所です。

ここのラインが生き生きとしている時や、エネルギー(力)が感じられる時は、どんな苦しいことがあっても乗り越えていくことができます。

ところで、人生上の大きなことから日常的に起こる小さな変化まで意識していると顔に色が現れることが多くなりますよ。

まずは、毎日自分の顔で運勢判断していきましょう!

顔の部位に血色や気色が微かに現れたら、それは健康上のことか、運勢上のことか、どちらかを判断することが大切です。
稀にどちらも兼ねているケースもあります。

美色やその他の色は、顔に1つというわけではなく、何か変化があれば色んな部位に現れてきますので、総合的に判断することが大切になります。

また、今回の十三部位に現れる血色や気色の解説は基本であり、詳細はその人の背景や現在の状況によって様々ですので参考にしてくださいね。

最後に、運勢を判断する顔の部位の説明や、血色・気色についてわかりやすく書いた記事をまとめてご紹介していますので、時間があるときに一読してみてください!

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