運・不運・運命について

不幸や不運、苦しみの原因の理由と運命を好転させる方法!

美・フェイスナビゲーターのAmi&Annaです。

人は生きていると嬉しいこともありますし、「幸せ~!」と思える出来事や幸運が起こることもたくさんあります。

それは、美しい自然を眺めたり、美味しい食事をしたり、大好きな人との結婚が決まったり、起業して成功し財を得たりと自分の夢や希望が大きく叶うことがあります。

それとは逆に、職場の人間関係で苦労したり、大切な人との死別で耐え難い悲しみを経験したり、お金のことで苦労したり、不治の病や重度の病気で苦しんだり、一般的に不運や不幸と呼ばれることが起こることもあります。

それらは何故起こるのでしょうか?

私たちは2人で7万人以上の方の手相鑑定をさせて頂きましたが、手相でも突然の急病や悲しい離婚、相手からの裏切りなど、不幸や災難のサインである「障害線」をたくさん見てきました。

それらはすでに終わった過去の年齢にも線として刻まれていますが、起きてもいない未来にもちゃんと災難や不幸を予告するように障害線は刻まれています。

もちろん幸運を示す開運線も過去にも未来にも刻まれていますが、幸運も不運も人生で起こることは予めストーリーとして決まっていることが伺えます。

その不幸の原因や幸運の原因はいったい何なのか。

本日は特に「不幸や不運、苦しみ」の原因についてと、それを前向きに受け止め、運命を変える方法をわかりやすくお伝えしたいと思います!

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なぜ不幸や不運、苦しみが起きるのか?

砂に生えている芽

運命を好転させる方法や改善する方法をお伝えする前に、なぜ今現在起こっている不幸や災難があるのかを知らなければいけません。

それは、これから生きて行く上でも新たな不幸や災難の芽を自分でつくらないための方法にもなるからです。

人の不幸や苦しみの起こる原因は大きくわけて4つあります。

不幸・不運の原因

  • 自分の悪い心の状態と、現実的な努力不足
  • 今までの悪い行いによる業(ごう)がある為
  • 自分の前世における悪い因縁や劫(ごう)がある為
  • 家代々の悪い因縁や劫(ごう)がある為

専門用語がいくつかありますので、1つずつ解説していきます。

因縁(いんねん)とは仏教用語で、自分がつくりだした原因によって生じる縁や、自分が前世や今世に行ってきたことが原因(縁)となって生じる結果のことを因縁といいます。

因果応報(いんがおうほう)とは、原因と結果の法則のことで、自分が行った良い事も悪い事も全て自分に返ってくるということです。

劫(ごう)とは、前世で自分が行った悪い行いのことで、業(ごう)とは、今まで生きてきた中で自分が行った悪い行いのことです。

また、劫は先天的な産まれる前の災いの根元の意味もあり、業(ごう)は、後天的である今の災いの根元のことでもあります。

この劫と業や悪い因縁が、現実の思いがけない不幸や災難、損害、事故、事件、病気などの災いとなると言われています。

劫と業は他にも解釈があると思いますが、両者は不即不離の関係で、「自分の魂や人を苦しめたり悲しませたりする」という意味には変わりがないので、今後は一まとめに「業」という表現をしていきます。

不幸や不運の原因は、自分がその根本となる「業」という見えないマイナスエネルギー(借金)を持っているからです。

業を積む原因となる悪い行いとはどんなこと?

悪い行いはたくさんあり一言でいうことはできませんが、例えば、人や自分を傷つけたり、理由なく生き物を殺生したり、他人や家族を苦しませたり、詐欺をしたりいじめたり、悪気があってもなくても人を不幸にすることです。

その他、お金や物に過度な執着を持ち、そこに価値を置く人生を送ることも天から見たら良い行いとはなりません。

業を積んでいるかいないかは、最終的には天の判断になります。

この、前世で積んだ劫(マイナス)の量と、人を幸せにした徳分(プラス)の量に合った家と星のもとに私たちは生まれてくるのです。

例えば、前世でお金を通して人を苦しめた人は、今世貧困の家に生まれたり、自分自身がお金のことで大変苦労することになったり、異性を何人も弄び(もてあそび)苦しめ、情欲に溺れる生き方をしたら、今世は離婚家系に生まれてきたり、自分自身が恋愛や結婚生活で非常に苦しむことになります。

私たちは良くも悪くも自分の因縁と家の因縁を背負って生きているのです。

易経で、『積善の家には必ず余慶(よけい)あり、積不善の家には必ず余殃(よおう)有り』という言葉があります。

これは、「善い行い(徳)を積み重ねた家にはその子孫にもあり余る幸福や吉事が訪れ、悪い事(業)を積み重ねた家にはその報いとして子孫にも災難がふりかかる」という意味になります。

「積善の家に生まれてくる」ということは、自分が前世に善い行いをして徳を積んでいるからです。

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不幸や不運は自分が生み出しているもの

②番~④番をまとめると、不幸・災難も含めた不運の原因は、自分のカルマ(業や因縁)と家のカルマ(業や因縁)であり、自分が蒔いた種は遅かれ早かれ自分で必ず刈り取らなければいけないということです。

因果応報のように自分の悪い行いは、後でその報いを受けることになりますが、それはそのままストレートに直ぐに返ってくることもありますし、後で時間をかけて違う形で災難となって返ってくることもあります。

自分の心や執着が原因の不運とは

先に②番から④番までの因縁や業について不幸や不運が起こる原因を解説しましたが、①番目の現実的な努力不足については、今までの自分自身の怠りや侮りによって起きる悩みや苦しみ、努力が足りない事で思うようにいかない苦悩のことになります。

これは、生き方を改めたらすぐに改善できる場合もあります。

自分の悪い心の状態から生まれる苦しみはたくさんありますが、恋愛に例えると成就しない相手や好きな人に過度に執着することで生まれる苦しみや、出世や名声を得たいのに得れない苦しみなどは、自分の心がつくりだしている不幸になります。

この場合は、一旦諦めること、執着をなくすことで解決します。

また、執着も長く続くと悪い因縁を自らつくることになります。

いつも愚痴や不平不満を言っていると自分の頭の中は悪い思い(悪想念)で一杯なので、これも自ら悪い因縁をつくることになり、言った通りの結果を自分で刈り取らないといけない場合もありますので、自分や人が嫌がるような言葉は慎みたいものです。

その他、友人や同僚、家族に対しての妬みや嫉み、過度な嫉妬なども結果としては自分を苦しめる原因の1つにもなります。

他にも他人からもたらされる災難や苦しみなどもあり、不幸や不運の原因となるものはたくさんありますが、まずは上記の4つを心に留めておいてくださいね。

因縁や因果応報、業は仏教の思想や概念でごく普通に使われている言葉なのですが、不幸や不運の原因としてこのような考え方もあると受容することも大切ではないかと思います。

ただ、前世の業や因縁については自分が何をしたか覚えていないしわからないことがほとんどだと思います。

大事なのは、これから自分がなるべく業を積まない生き方をすることではないでしょうか。

不幸や苦しみを改善するには

日暈

自分の勘違いや不注意で起きた一時的なトラブルや、自分勝手な思い込みによる不幸は、原因がわかればそれほど時間がかからずとも苦しみが解決します。

問題は、覚えていない、自覚していない自分の前世や今世の業や因縁による不運や不幸です。

自分の勘近いやミスによる災難、不摂生で生じた病気などは因縁や業によるものではないと思いますが、それ以外の根深い問題や急に訪れる不幸、長く続いている問題で苦しんでいる場合は因縁や業の可能性があります。

また、同じような悪い出来事が反復して起こることや、自分自身の悪い傾向も因縁になります。

例えば、「お酒が好きで飲みすぎて失敗してしまう」「異性関係でいつも問題を抱えてしまう」「つい感情的になってしまい、他人や家族とのトラブルが絶えない」などの自分の性格や運命の傾向からくる災いを自覚し、それらを強い意志の力で克服していかなければいけません。

自分自身の悲しい境遇、不幸な境遇などがあったとしてもその業や因縁は、自分が蒔いた種が成長したものなので、自分自身で刈り取らなければいけない・・。

自分の前世や今までの悪い行いを自覚していない、覚えていなくても、自分の魂や天は知っています。

『天網恢恢疎(てんもうかいかいそ)にして漏らさず』という老子の言葉がありますが、これは「天の網は広大で目が粗いように見えても、自分が行った善行も悪行もすべて漏らさず天の帳簿につけてある。だから悪い事を行えばその報いを受ける」という意味になります。

因果応報や因縁は、天地自然の法則でもあり、神様が定めた法則なので変えることができません。

それではどうしたらいいのか?

因縁や業であるカルマを解消するには

自分自身に起こる不運は、今までのあなたが作った原因によるものなので、人のせいにすることはできないし、全てが自分の責任になります。

ですので、苦しみや不運を乗り越えて解消するしかない。

何だか気持ちが沈んでしまいそうですが、因縁を信じていなくても、災いや苦しみは向こうからやってくることがあります。

また、業や因縁が全くない人なんてこの世にいませんし、業を一切積まない人生なんてあるのでしょうか?

人は生きていると気をつけていても業を積むことがありますし、経営者なら会社の為に止むを得ずリストラしなければならないこともあるでしょう。

大きな善を成すため、多少の業を積まざるを得ない状況もあります。

人が生まれて来た意義は、「魂の向上や魂を磨くため、幸せになるため」と言われていますが、その為には徳も必要ですが、実は因縁や業も自分の成長には必要なものなのです。

しかし、ただ苦しみを耐えて苦労を重ねるだけではもったいない!

実は積極的に因縁を乗り越える方法があります。

積極的に不運を改善し運命を好転させる方法!

モニュメント・バレーの日の出

それは、苦しみは苦しみと素直に受け止めて、苦しい渦中でもその中に自分の喜びや楽しみを見つけて実行することです。

苦しいのはこれまでの過去の結果なので、これから幸せの種を蒔いていけばいい。

苦しみや不運は遅かれ早かれ次第に無くなっていきます。
だから大丈夫!、その間に自分でできる「良い行いを継続し、徳を積む」のです。

それを続けることで、業や因縁を早く解消でき、同時に自分自身も立派に成長することができます。

徳を積むとは、「見返りを求めず真心や愛情で人や社会に益することを行うこと、自分や人を喜ばせたり幸せにしたりすること」になります。

徳を積むには「体施、物施、法施」があります。

徳の種類

  • 体施とは自分の体を使って人の為になることを真心で行うこと
  • 物施とは神仏に対してや困っている人の為に真心でお金や衣料、食料などを与えること
  • 法施とは人が幸せになる方法や真理を真心で伝えること

法施は、その他にも、人の相談に乗ってアドバイスをしたり、言葉で人を励まし元気づけたりすることも法施になります。

何も難しく考えることはありません。

電車で困っている人に席を譲ること、いつもニコニコ笑顔でいることも相手に幸せな気持ちを与えることになりますので、これも小さな徳を積むことになります。

自分ができることから始めてみましょう。

徳を積むことは生きる上でとても大切なことであり、「幸運のもと」にもなります。

また、徳には上記以外にもいろいろな種類があり、徳を積む上で気をつけたいこともありますので、詳しくはこちらの記事をご覧下さい。

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その他、自分を幸せにすることも徳を積むことになりますので、この間に何かを学んだり、たくさんの本を読んで真理を追究したり、あなたが興味があることをこの機会にとことん実践しましょう!

何をしたらいいかわからない場合は、家の中の整理整頓をしたり断捨離を実行したり、大掃除からはじめてみてくださいね!
空間が澄んできれいになると、自分の頭の中がスッキリして、これからやるべきことが見えてくるかもしれません。

衰運期や不運、カルマは魂の成長や幸福になるために必要なもの

今、辛い状況なら、「自分は大きな壁を乗り越えようとしている」「神様から試練を与えられたんだ!」とプラスに受け止めてみてください。

また、カルマを甘んじて受け止め、神様や迷惑をかけた人に許しを請い苦しくとも一歩前に進んでみましょう。

実際に、衰運期や不運、因縁や因果応報は、苦しみを乗り越えて自分の心や魂が向上し、幸福になるためにも必要なことなのです。

悲しいことが訪れたらその時は辛くてしんどいけど、その経験が後で違う形で活かされたり、自分が経験を積んだことは、今後同じように悩んでいる人に対して具体的なアドバイスや励ましができたりすることもあります。

何より、不運や不幸が現在あるということは、自分が蒔いた種を刈り取っていることになり、それは、魂や身体についた業を解消し汚れを落としているようなものです。

これは部屋のライトや照明カバーと同じで、電球を覆うカバーに埃(ホコリ)がたまっていると、電気がついていても薄暗く感じますが、カバーの汚れを取り除くと本来の明るさを取り戻します。

業も同じで、汚れが落ちたら綺麗で健全な身体になるように、業(マイナス)が減っていけば今まで知らず知らずに積んだ徳も含めて、本来の自分の良さが現れやすくなります。

その結果、自分の願いが叶いやすくなり、生きやすくなり、小さなことでも幸せを感じやすくなりますよ。

最後に、関連記事である幸運期や衰運期の過ごし方についてはこちらでご紹介しています!

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それでは今日もステキな1日を。
Ami&Anna

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